Vib-Touchは振動刺激だけで摩擦感や抵抗感などの疑似的な力覚を生成する技術です.1つの振動子だけで実装できるので,スマホなどの携帯情報端末や,ジェスチャインタフェースなどに利用できます.
Vib-Touchが提供する基本機能は,
です.摩擦感をうまく利用すると膨らんだ物体などの形状感も表現することができます.利用するコツは,変位,速度,加速などの運動情報をうまく作ることです.
提供する基本セットはLeapMotionによるジェスチャ入力とリストバンド型振動子の組み合わせになります.
プログラムは次の3つのコンポーネントで実装されています.
(1) Leap Motionによるジェスチャ取得(VisualStudio C++)
(2) 映像表示と,イベント判定,触感選択(Processing)
(3) 振動波形生成(マイコン,C言語)
基本的に参加者に開発してもらうのは(2)のみです.いくつかサンプルプログラムを提供します.(1)はLeap Motionに詳しい方は自由にいじってもらっても結構です.(3)は調整は不要ですが,特殊な対応が必要な場合は,サポートメンバが対応します.データの流れは(1) → (2) → (3)となっており,すべてソケット通信で実装しています.(3)へのプロトコルは公開しますので,(1) → (2)の部分をUnitiyなど独自の環境で実装することも可能です.初心者の方は,Processingの予習をしてきて下さい.
最大3セット
7/27までにご連絡下さい.もっと早い方がベターです.